【青木先生の国語授業講座】表現技法(物語)

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日本標準

表現技法(物語)
青木伸生(筑波大学附属小学校)

この講座では、子どもたちが文章を読み深めるために必要な「目のつけどころ」としての学習用語について、簡潔に説明しています。

教材研究や研究授業を作るための参考に、講座を活用してください。

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今回は、「表現技法(物語)」について解説します。物語をより深く、より具体的に読むためには「表現技法」に着目することが重要です。

 

動画の概要
―4年「ごんぎつね」を例として―
  1. 表現技法とは
  2. 色彩表現
  3. 暗示
  4. 倒置表現

1. 表現技法とは

  • 作品を味わい深く読んでもらうための、さまざまな表現の工夫
  • 表現技法に気をつけながら作品をていねいに読むと、作品をより具体的にイメージすることができる

2. 色彩表現

  • 「青いけむり」➡ 「青」から「少し物悲しい 」印象を受ける
  • 作品全体や 場面のイメージを想像するのに役立つ

3. 暗示

  • 「つつ口から細く出ているけむり 」 ➡ 消えていく(死んでいく)ごんの命を「暗示」している

4. 倒置表現

  • 「ごん、おまえだったのか。いつも、くりをくれたのは。」➡ 普通の言い方とは順序を入れ替えることで、より強調された表現 になる

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