【青木先生の国語授業講座】説明文の4つの型

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日本標準

この講座では、子どもたちが文章を読み深めるために必要な「目のつけどころ」としての学習用語について、簡潔に説明しています。

教材研究や研究授業を作るための参考に、講座を活用してください。

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今回は、説明文の4つの型について解説します。

教科書で扱われている説明文は、4つの型に分類されます。4つの型を理解しておくことで、説明文の学習を進めやすくなります。

 

1.時系列型(列車型)

  • 説明が時間の流れや事柄の順序で並んでいるもの。
    作品例「どうぶつ園のじゅうい」
  • 順序を意識した説明文は、2年生の教科書に集中している。
  • 段落が順序よく一直線に並んでいるので、「列車型」と言うとイメージしやすい。

2.頭括型(あたま型)

  • 大事なところ(まとめ・主張)が文章の最初にある。
    作品例「じどう車くらべ」
  • あたまに大事なところがあるので、「あたま型」と言うとイメージしやすい。

3.尾括型(おしり型・しっぽ型)

  • 大事なところ(まとめ・主張)が文章の最後にある。
    作品例「こまを楽しむ」
  • 説明文の典型的なパターン
  • 後ろに大事なところがあるので、「おしり型」「しっぽ型」と言うとイメージしやすい。

4.双括型(サンドイッチ型)

  • 筆者の言いたいことや主張が最初と最後に書かれている。
    作品例「アップとルーズで伝える」「固有種が教えてくれること」
  • 学年が上がると増えてくるパターン。
  • 大事なところで中身をはさむので、「サンドイッチ型」と言うとイメージしやすい。

5.まとめ

  • 説明文の型は4種類しかない。
  • まとめの場所で考えると、頭括型・尾括型・双括型の3種類しかない。
  • 説明文の型を理解しておくと、大事なところを見つけやすくなる。

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コメント

 高校生に見せました。小学生向けと聞いてショックを受けている生徒もいました。これは小学校の先生向けだと念を押しましたが。
 しかし、小学校レベルのことをおざなりにしたままの高校生は少なくありません。
 おかげさまで、ショックと共に、論文の組み立てが焼きついてくれたようです。

がんこちゃん

50代・男性

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