【青木先生の国語授業講座】授業の作り方~物語文を読む~
この講座では、子どもたちが文章を読み深めるために必要な「目のつけどころ」としての学習用語について、簡潔に説明しています。
教材研究や研究授業を作るための参考に、講座を活用してください。
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1.物語の基本的な骨組みと3つの柱
- 物語は基本的に「A→A’」という骨組みを持っている。
- 物語の中で「何がどう変わったか」「いつ変わったか」「なぜ変わったか」という問い(3つの柱)を立てる。
- 3つの柱で読むと、どの作品でも授業を組み立てられる。
2.3つの柱から読み取れるもの
- 何がどう変わったか
変わるのは大抵「中心人物」である。 - いつ変わったか
中心人物が変わる場面は、「クライマックス場面」。
「いつ」を問うことで、作品構造を捉えることができる。 - なぜ変わったか
作品の主題につながる。
主題とは、「作者のメッセージ」ととらえる場合と、「読み手が作品から受け止めるもの」ととらえる場合がある。
3.問いかけには学習用語が必要
- 物語文における学習用語とは「中心人物」「クライマックス場面」など。
- 学習用語は、子どもたちの学びをつくる、共通の土俵をつくるために必要。
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