教育的評価の設計

パフォーマンスを把握し、改善するために
学校での「評価」という概念を、定義し解説した『Educative Assessment』の翻訳書。
評価を監査(査定)ではなく学習者の成績を上げることを目的とすべきと主張し、フィードバックや理解重視の授業、ルーブリックの設計などを通じて、より「真正な評価(authentic assessment)」の実践を提案する。
◇【目次】
第1章 教育的評価――ビジョン
第Ⅰ部 評価の本質的要素
第2章 真正のパフォーマンスを保証する
第3章 継続的なフィードバックを提供する
第4章 生徒の理解(understanding)を促進する
第Ⅱ部 評価方法の設計
第5章 スタンダードと規準(クライテリア)
第6章 個別のパフォーマンス課題
第7章 採点用ルーブリック
第Ⅲ部 応用と示唆
第8章 証拠としてのポートフォリオ
第9章 カリキュラムと指導
第10章 成績づけと成績報告
第11章 指導と説明責任
第Ⅳ部 システムを変革する
第12章 実行可能性――現実と想像
第13章 次のステップ

◇著者について
G.ウィギンズ
米国ニュージャージー州ホープウェルにある「真正の教育」の代表であった。
教育学博士号をハーバード大学で、文学士博士号をメリーランド州アナポリスのセント・ジョンズ大学で取得した。
2015年5月26日急逝。
◇著者について
奥村 好美 京都大学大学院教育学研究科准教授
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。兵庫教育大学講師、准教授を経て、2022年4月より現職。博士(教育学)。
専門は教育方法学(教育評価論、カリキュラム論)。主な著書に、『<教育の自由>と学校評価─現代オランダの模索』(単著、京都大学学術出版会、2016年)、『「逆向き設計」実践ガイドブック─『理解をもたらすカリキュラム設計』を読む・活かす・共有する』(共編著、2020年)、『子どもが共に育つ 個に応じた教育の考え方と進め方』(単著、2026年)[以上、日本標準]など。
西岡 加名恵 京都大学大学院教育学研究科教授
鳴門教育大学講師等を経て、現職。専門は教育方法学(教育評価論、カリキュラム論)。
主な著書に、『教科と総合に活かすポートフォリオ評価法』(単著、2003年)、『教科と総合学習のカリキュラム設計』(単著、2016年)[以上、図書文化]、『教科の「深い学び」を実現するパフォーマンス評価』(共編著、2019年)、G. ウィギンズ& J. マクタイ『理解をもたらすカリキュラム設計』(訳、2012年)[以上、日本標準]など。
田中 耕治 佛教大学教育学部客員教授,京都大学名誉教授
1980年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学、同大助手、兵庫教育大学助教授などを経て、1997年京都大学助教授、2002年同大教授。2017年同大を定年退職し(名誉教授を授与)、佛教大学教授、2022年から現職。専門は教育方法論と教育評価論。日本教育方法学会理事、日本カリキュラム学会理事、教育目標・評価学会代表理事を歴任。
著書に『教育評価』(単著、岩波書店、2008年)、『教育評価研究の回顧と展望』(単著、2017年)、『グローバル化時代の教育評価改革』(編著、2016年)[以上、日本標準]『内申書を問う』(編著、有斐閣、2024年)など。
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