学級経営に生きる「小さな道徳授業」をつくる /// 第3回 学校の掲示板で素材発見【問題編】
連載第3回 身近な素材に気づく【問題編】
教師のチカラ編集委員 鈴木健二
この記事の内容
1.学校は素材の宝庫
学校は身近な素材の宝庫である。
それなのに、気づかない教師が多い(そういう人はチコちゃんに叱られる!ちょっと古いか)。
素材発見ランキング第1位は、
職員室近くの掲示板
である。ここには、学校に届いたポスターなどの掲示物がほぼ貼り出されるからである。
だから、学校に研修の講師等で招かれるとどんな素材と出合えるかワクワクする。
校長室に案内されるときなどに掲示板の前を通ると、必ず横目でチェックする(研修が続くと目つきが悪くなるような気がするのは私だけ?)。
2.ポスターを発見する効果
先日ある小学校を訪問したときにも、なかなかよいポスターが3枚も貼ってあった。
そのうちの1つが次のポスターである。
こんなポスターを発見すると、授業プランが浮かび始める(何かの病気かもしれない)。
ポスターだと折り目がついていて、きれいに撮れない場合もある。しかしとりあえず撮っておくと、あとで調べることによって、ホームページなどで高画質の画像が入手できることもある。
このポスターの場合には、さまざまなバリエーションがあり、それらを見ているだけで、さらに授業のアイデアが広がった(↓の画像など)。
このポスターを見るまでは、「189」のような呼びかけをしていることなどまったく知らなかった。
つまりポスターを発見するということは、次の2つの効果があるということである。
- 効果1 それまで意識になかった新しい情報を得ることができる
- 効果2 ポスターをもとに調べることで授業のアイデアが広がる
3.素材発見ランキング~学校編~
さて、あなたの
素材発見ランキング~学校編~
の1位から3位はどこだろうか!
これを読んだあなたは、無意識のうちに学校中をさまよい始めているはずである。
~~~解説編に続く~~~
【新刊】小さな道徳授業3
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