学級経営に生きる「小さな道徳授業」をつくる /// 第2回 身近な素材に気づく【解説編】
連載第2回 身近な素材に気づく【解説編】
教師のチカラ編集委員 鈴木健二
より実践的に取り組んでいただくために、この連載は「問題編」と「解説編」に分けて公開しています。
本編は「解説編」ですので、「問題編」を読んでいない方は、「問題編」から読むことを推奨します。
この記事の内容
1.写真を撮るときのポイント
写真を撮るときのポイントは、次の2つである。
① 角度を変えて全体像を複数撮る
② おもしろい部分をアップで撮る
① 角度を変えて全体像を複数撮る
このコンテナであれば、全体像を3枚は撮る。
- 上記写真のような角度
- 側面1(長方形の部分)
- 側面2(正方形の部分)
側面が全部ちがっていれば、側面だけで4枚撮る場合もある。
角度を変えて全体像を複数撮っておくと、授業プランをつくるときのアイデアが広がる。
② おもしろい部分をアップで撮る
このコンテナには、ステッカーが3種類貼ってあったので、それぞれのステッカーを1つずつアップで撮る。
3枚のステッカーで3つの「小さな道徳授業」をつくることができる場合もあるし、組み合わせて一つの授業プランを構成する場合もあるからである。
2.身近な素材を発見する視点をもつ
身近な素材を数多く発見できるようになるためには、発見する視点をもつことが大切である。
例えば、次のような視点である。
・ポスター
・貼り紙
・看板
・新聞
・ラジオ
・テレビ
・雑誌
・書籍
・漫画
・絵本
・機内誌
・パンフレット
・フリーペーパー
・チラシ
・人の姿
・見かけた光景
・聞いた話
このほかにも数多くの素材が身近なところから発見できる。
このような視点をもって身近なモノ・コト・ヒトを見るようにすることによって、少しずつ素材を発見できるようになってくる。
ここまで読んできたあなたは、すでに身近な素材が気になり始めているはずである。
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