【青木先生の国語授業講座】中心文の見つけ方
この講座では、子どもたちが文章を読み深めるために必要な「目のつけどころ」としての学習用語について簡潔に説明しています。教材研究や研究授業を作るための参考に、講座を活用してください。
※動画の視聴には、会員登録が必要です。
今回は、「中心文の見つけ方」について解説します。説明文を読み取るには、段落の中の中心文を見つけることが重要です。中心文が見つけられると 、 要点をまとめる学習もスムーズにできるようになります。
動画の概要
- 段落が何型になっているか
- 「つなぎ言葉」に気をつける
- 前後の段落を見わたす
1.段落が何型になっているか
- 「中心文」とは、段落の中で一番大事な文
- 頭括型・尾括型・双括型は、それぞれの段落にもあてはめられる
- 頭括型:中心文は最初の方にある
- 尾括型:中心文は最後の方にある
- 双括型:中心文は最初の方と最後の両方にある
- すべての段落に中心文がしめされているとは限らない
- 中心文がしめされていない段落は、大切な言葉をつなぎ合わせて自分で中心文をつくる
2.「つなぎ言葉」に気をつける
- 「つまり」「このように 」など・・・その後が中心文である可能性が高い
- 「しかし」「けれども」など・・・・その後が中心文である可能性が高い
- 「たとえば」・・・・・・・・・・・その後に中心文はない
3.前後の段落を見わたす
- 中心文を見つけたい段落では、その段落だけを読むのではなく、その前後の段落を読んで、つながりを考えて中心文を決める
- 中心文を見つけることで、そこから要点をまとめる学習もスムーズにできるようになる
コメント
コメントがありません