【青木先生の国語授業講座】実験観察と研究
実験観察と研究
青木伸生(筑波大学附属小学校)
この講座では、子どもたちが文章を読み深めるために必要な「目のつけどころ」としての学習用語について、簡潔に説明しています。
教材研究や研究授業を作るための参考に、講座を活用してください。
※動画の視聴には、会員登録が必要です。
今回は、「実験観察と研究」について解説します。実験観察と研究を明確に区別して読み取ると、説明文全体の流れがつかみやすくなります。
動画の概要
1.実験観察と研究
- 実験観察型の説明文は、中学年に多い。
- 実験観察 → 実際に何かをしてみて、それをよく見ること。
- 研究 → 本やインターネットなどで調べること。
「ありの行列」の例
- 1段落:問い(なぜ行列ができるのか)
- 3・4段落:実験観察
- 5段落:考察
- 6段落:研究
- 7段落:研究からわかったこと
- 8・9段落:答え(実験観察と研究からわかったこと)
2.実験観察型の論の展開
- 問いがある → 実験・観察が行われる → 答えがでる
- 「実験観察」と「研究」を区別して読みながら論の展開を考えると、説明文全体の流れがつかめる。
コメント
コメントがありません