独裁者とは誰のこと?
2月23日の日曜日。そして3連休の真ん中、そして、寒い!
「ゼレンスキーは独裁者」とは、トランプ大統領の言葉だ。
どの口が言うのか、という思いである。
大統領就任後、次々と新しい政策に署名をしている。そのすべてが「自国第一主義」。
自らをキングと称し、世界各国を相手に新たな「関税」攻撃を加えている。
そして、前大統領が進めてきた女性やマイノリティーの人々の権利回復運動(DEI)を批判している。
「多様性(ダイバーシティ)」「公平性(エクイティ)」「包括性(インクルージョン)」
戦後80年は、世界の人々の命が最優先される世界が広がると思ってきたが、そうでもないらしい。
各国で「極右」政党が躍進していることも、同じ流れで不安材料である。
そして日本では、戦後最大の防衛予算が組まれようとしていることも無関係だろうか。
この80年間で、今がいちばん不安が高まっている気がする。
「世界の」が「自国の」に変わってきている。それで戦争は起こるのだ。
私は、公教育にかかわる仕事をしている。
この世界の状況を、次の時代をつくっていく若者たちに、どう語ればいいのだろう?
選挙権を得た高校生は、何を見て、何を考えて行動することになるのだろう?
大人が、今考えるときである。
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