現場に負担をかけないで
2月16日の日曜日、薄曇りの朝で、今週はまた大寒波が来るらしい。
でも、庭の梅の木にはメジロが2羽やってきて、春の訪れを知らせてくれている。・・・春かあ。
「デジタルも正式教科書に」というニュースが流れた。
5年前、コロナ禍が起こったときの「GIGAスクール構想」を思い起こす。
全国で学校が休校になり、何の準備もなく、突然全国で始まった「オンライン授業」だ。
GIGAスクールが大きな成果を上げたという報道は承知している。
でも、同時にこの5年間は、学校を、教師を、家庭を、子どもたちを、様々に混乱させ、疲弊させた。
それ以前から問題になっていた、教師の長時間労働や人員不足の問題が、さらに深刻になった。
5年を経た現在、幅広い成果が確認されながらも、学校の混乱はまだ続いている。
私はこの混乱の最大の問題は「何の準備もなく現場に丸投げ」したことだと考えている。
今度の「デジタルも正式教科書に」という報道に、同じ心配をするのだ。
今回の中教審作業部会の発表の中でも、学校で予測される混乱についての心配が述べられている。
各地の教育委員会が採択を決めて(学校や教師ではなく)、あとは学校現場任せにするのか・・・?
今後意見聴取を行い、今年秋までにまとめていくらしい。
心配しながら、見守っていきたい。
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