深刻な学校教育
11月17日の日曜日。薄曇りの暖かい朝になっている。今週は、この後寒くなるらしいが。
社会全般に、いろんな不安状況が広がっているとは、多くの人が感じていることだ。
教育に関しても、その心配な状況は深刻だ。
まず、「教師になりたくない時代」の到来だ。
教員採用試験の競争倍率が低くなっていることは、ご承知の通り。
その上に、教員採用試験の合格者の辞退が続出している。高知の小学校では7割が辞退だとか。周辺の県でも似たような状況だという。
教師の働き方改革が言われて数年になるが、実は改善されているとは言えない。
教員不足は変わらないなかで、教師の休職や退職も続いている。
子どもたちの、不登校やいじめ、自殺の深刻さも・・・。
給特法という、教員の賃金アップの話も、文科省の改革案に対して総務省などからは異論が出ているし・・・。
教育危機は学校教育の改革だけでは克服できない。家庭教育も企業教育も社会教育も重要であるだけではなく、「社会全般の危機」に取り組むことが基本姿勢とならなければならない。
現在の教育が、数年後の社会の状況をつくるのだから。
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