国会議員は公務員である

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日本標準

3月3日ひな祭り。・・・朝5時の散歩は寒かったが、だいぶ明るくもなってきた。

春は近いが、心配なことは続いている。

元旦以来、あちこちで地震が続いている。報道でいろいろ解説されているが、日本周辺の地盤の問題らしい。

南海トラフとか首都直下地震とか心配されていて、防災の話もよく聞く。

でも、能登半島地震の様子を見ていて、私たちができる身の回りの防災対策では、とてもとても何とかなるとは思えない。

前にもこのブログで書いたことがあるが、この地震大国の海際に何カ所も原発を並べていることは大問題だと強く心配している。



徹夜の国会審議で、24年度国家予算の成立が確実となった。

私は仕事から帰って、そして深夜に、政倫審(政治倫理審査会)のTV報道を部分的に観た。

かなりひどい。「私はそのことに関わっていない」「全く知らなかった」の連続だった。

倫理(人として守るべき道理)審査会で・・・。

組織の責任者でありながら、お金に関わる処理を「知らなかった」「関わりない」はあり得ない。

多くの人が、何らかの組織に関わって生きている。そして組織は動いている。

その責任者が「お金」に関わっていないとか知らないとか、済む話ではない。だれも信じない。

それを堂々と言いきる様子をTVで見た。その表情を。



日本国憲法99条は「公務員の義務」について述べてある。

「・・・国務大臣、国会議員、・・・その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」

この99条によって、国民はその自由と安全が守られ、公務員はそれを守る義務があると。

何年も何十年もかけて、ひそかにつくった裏金、その処理を「知りません」「関わりありません」と何度も何度も繰り返すのを観ていて、本当に悲しくなってしまった。

地震は怖い。本当に怖い。

しかし、一部の「公務員」のこんな姿は、私たち国民にとって、もう一つの大きな恐怖である。

もう一つおまけ、出席した派閥責任者が「政治にはお金がかかる」と繰り返していた。

何を言いたいのだろう? 国会議員の経費は、一人平均年間7500万円以上である。

色々やるためには、これではとても足りないらしい。

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