憲法論議
5月5日の日曜日で祭日、子どもの日。
近くを流れる入間川の河原では、たくさんの鯉のぼりが風の中を泳いでいた。
その二日前の3日は、憲法記念日だった。
現内閣と総理は憲法改正に積極的である。 そして憲法改正の本丸は9条のようだ。
その理由は、「日本の防衛力を高めるため」ということらしい。(新便記事から)
確かに、この件に関する国の動きは活発だ。
周辺国との軍事演習が続いているし、南の島では軍事基地化が進んでいる。
ご承知のとおり、武器の輸出も始まっている。
でも考えてほしい、「防衛力を高める」と「戦争準備を急ぐ」は同義語ではないのか?
そして憲法9条の改正ということになると、それはもう・・・。
本来、戦争をしたいと考える人がいることは常識的には考えられない。(ちがうかな?)
4月のアメリカ訪問の際、米議会での演説で首相は「日本の国会で、これほど素敵な拍手を受けることはない」と笑顔で語った。(5月3日朝日新聞2面) 何を語ってそんなに喜ばれたのだろうか。
日本の首相は、他国と違って国会の多数派から選ばれる。つまり与党と内閣が必ず一体化する。
言い換えれば内閣はかなりフリーハンドの運営がやりやすいということ。
そして、この憲法改正論議と同時に、国会議員の任期延長も論議されていることを、皆さんはご存じだろうか?
私は、日本国憲法を読み直し、考えることが大切なときだと感じている。
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