独りになる時間を
4月21日の日曜日、薄曇りの朝だ。
朝ウォークコースの桜並木は、新緑100%になった。この季節になると、話が出るのは「桜満開派」か「新緑派」かという話。
私は新緑派だ。いつの間にかそうなっていた。
都心から小一時間ほどの埼玉県狭山市に引っ越したのは40年以上前。東京の周辺地が急速にベッドタウン化されていた時代だ。
田舎だなあと思いながら過ごしてきたが、今になると緑豊かないい街になったなあと思う。
毎朝のウォーキングも、毎日の通勤も、10通りくらいの緑のグラデーションを楽しめる。
先日、伊集院静氏が亡くなった。私より3歳若い。(最近、年下の人が亡くなることが増えた)
「まず個、孤独の時間。独りになる時間と場所をこしらえ、じっとすることだ。」という彼の言葉がある。
「自分を取り巻く、世界と時間を見つめ、自分は何なのかを考えてみるべきだ。」とも。
今朝は、自衛隊のヘリコプター2機が墜落したらしいというニュース。
アメリカ訪問した岸田総理の支持率が上がったというニュース・・・など、いろいろあるが、
何かあわただしい毎日の生活サイクルをちょっと止めて、パソコンをオフにして、自分を見つめ直す。
緑を楽しむというのは、そんな「独りの時間を楽しむ」ということなのかも、と思った。
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