4月、新たなスタートのとき

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日本標準

3月24日の日曜日。このところずっと寒くて、やっと桜の開花宣言のニュースが四国から。

今週、各地で一気に桜の花が咲くのだろう。

4月は、人生の変わり目の季節。 私の孫も、一人は大学に、一人は中学に進学する。

学校を卒業して、多くの若者が社会人としてスタートする。

そのなかで気になる報道がある。 社会人のスタートに「非正規」を選ぶ人が増えているらしい。

20代の若い世代に、「都合の良い時間に働きたい」という理由で非正規を選ぶ人が。

そして「正規」の職に就けずに「非正規」になる人は減っていると。

「仕事をする」「仕事に就く」ということについての考え方が、変わってきているのだろうか。

最近の、「結婚しない」「子どもはつくりたくない」という流れとの関係は?

私がとやかく言うことでもないのだろうが、気がかりではある。

気がかりと言えばもう一つ。

政府は、訪問介護の報酬引き下げを決めたらしい。理由を探したけどわからない。(予算が無い?)

私自身、10年間家族の介護を続けてきた。

そのなかで、日本の介護制度が優れていることを実感した。同時に、介護従事者のご苦労に心から感謝している。私には、介護ヘルパーさんやケアマネージャーさんが心の支えだった。

高齢化社会が一段と深刻化する今、私には、この措置が理解できない。

人出不足のところに報酬引き下げ・・・。

来週から始まる新年度、全ての人にとって明るいスタートになることを願うばかりである。

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