春分の日を前にして
3月17日の日曜日。春分の日が目の前、今日こちらは20度を超すらしい。となると桜の季節に。
この季節、仕事のことで言えば、いちばん落ち着かない。4月の新学期が迫っているから。
毎年、毎年、もう50年以上、特別な「4月」を体験してきた。
私事で言えば、子どもの小学校入学から卒業、・・・今は孫の大学入学まで・・などだが。
仕事で言えば、編集時代は担当出版物の評判と売り上げ結果が、最も気になった。
経営の仕事になってからは、言わずもがな、最も経営に影響する売り上げだ。
そんな「4月」を、まだ過ごしているわけだ。
そしてやっぱり気になるのは、「政倫審」での、あの人たちの言葉と態度だ。
堂々と、実にきっぱりと「知らなかった」と「関わっていない」を繰り返す。
知らなかったら、すぐ調べろよ! すぐ関われよ!
不正行為があったから、責任者として審査会に出てんだろう?
もう一つ、あのヘリコプターが飛行再開というニュース。
米軍が安全だと言うから安全なんだ、説明は聞かなくてもいい。安全なんだから。
すでに国内の米軍基地のほかに、あちこち配備されている。私はとても安全だとは思っていない。
私達が暮らすこの国は、私たちに主権は無いらしい。 子どもに何と説明するのか。
少し調べた。「首相のよく使う言葉」というのを。
「異次元の」「命がけで」これは、まずすぐ浮かぶ。最近では「火の玉」も。
二字熟語では「対応」「状況」「国民」「皆さん」「対策」「検討」などが上位に並んでいる。
あとフレーズとしては「緊張感を持って対応」がある。
言葉は、「あいまいにごまかす」ためではなく「正確に伝える」ためにあるのではないのか。
国語を担当してきた身として、言葉を大切にしてもらいたいと切に思う。
さあ、あと何日で桜の花が咲くのだろうか。
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