京都、そして大阪へ
3月10日の日曜日。快晴の朝だ。このところ続いている強い風も、今は静か。
先週京都へ。田中耕治先生(佛教大学教授、京都大学名誉教授)ご夫妻と年に一度のお食事会へ。
お互い、若き研究者と編集者時代からの、何十年のお付き合いである。この食事会も10年くらい続いている。
今年も「これからの教育と評価」について、ご指導と励ましをいただいた。そして楽しい時間だった。
その翌朝、プライベートに切り替えて大阪に向かった。 私の次姉を見舞うために。
千里ニュータウンの高台にあるホスピス、そこで姉は静かな時間を過ごしている。
昨年暮れに見舞ったときより、だいぶほっそりしていたが、思っていたより元気でよかった。
私は18歳で上京し、姉は結婚で大阪に。これまで二人の交流は少なかった。
とても喜んでくれて、(自分で見つけた)このホスピスの人がとても親切で嬉しいと話していた。
お土産(手書きの色鮮やかなポーチ)も、すごく喜んでくれた。
病室の窓から見える桜の木が1本、「私は、花が咲いたのを見ることができるかなあ」と。
「見えるさ、元気じゃない!」と私。
1時間ちょっとの、おしゃべりだった。
そんな、先週末の二日間だった。
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