先生のため息が聞こえる
12月17日の日曜日。昨日はこの師走に夏日になったところがあるらしい。ウーン、異常気象・・・。
このまま掛け声だけに終わっているならば、いずれ、この地球は燃え尽きてしまうのではなかろうか。
そんななか、今日はホワイトアウトや猛吹雪の予報が出ている。この時期フツーなんだけど、驚いたりして。
コロナ禍とGIGAスクール構想が始まってから今まで、どんどん先生たちのハートが深刻化している。
「学校の働き方改革」、この数年ずっと言われてきた。そして私の判断では、改革はほぼ進んでいない。
休職者、早期退職者の増加。非正規教員の増加。サービス残業と休日出勤。保護者からのムチャぶり対応、
毎日これらのことが積み重なる教師たちは、勤続疲労度100%状態と言える。
だから今、教師希望者が激減し、2回目、3回目の追加試験を実施する地域が出ている。
公教育のこの事態は、国家的な危機なのではないのか。日本の明日を考えなくていいのか?
今、政治資金パーティーの裏金工作がバンバン報道されている。
「しゃべるな」と言われたと告白する国会議員も出てきた。完全に「違法」のささやきだ。
選挙のとき、ほとんどの候補者は「教育改革」を公約に掲げる(と私は思っている)。
そして私の知る限り、その後「教育改革」に取り組む人は少ない。票になりにくいのだろう。
私自身が仕事として公教育に関わって50年を超えた。そして今私の心配はマックスの状態だ。
私には、学校の先生たちの「深いため息」が聞こえている。
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