知らされない社会
1月15日の日曜日。 夜の間に雨が降ったようで路面がぬれている。あったかい朝だ。
13日に全社員会議、14日は東京都販売会議を実施して、仕事の面でも2023年が本格スタートした。
さてその会議でも話したことだが、「社会の分断」のことだ。
岸田総理の、大急ぎの欧米歴訪の旅が終わったようだが、私には「何を慌てて・・?」という感じがした。
「反撃能力を決意したこと」「それに伴う軍備強化」を報告して、ほめられて・・・。
国内への説明が十分とはとても言い難い。国会でもほとんど論議がされなかった。
今朝の報道で、軍事費の増加対策としての増税について「次世代にツケを回すわけにはいかない」という総理のコメントだが、軍事費増加と戦争勃発の不安に対する国民への説明がきちんとされただろうか?
戦争回避のための、脅威となっている国との「平和維持のための直接外交」はしなくていいいのだろうか?
今回の欧米歴訪が、戦争のリスクを増やしているように心配するのは間違いだろうか?
日本学術会議の運営や会員選考に関して、今月召集の国会で審議されると報道されていた。
政府の方針に異を唱える人たちを外そうとする意図が、(誰にでも)感じられる話。
「思想信条の自由」が保障されてこその民主主義社会だ。そのことが実証されて、私は安心したい。
もう一つ追加の感想。
大学入試共通テストが実施されている。
その中で、試験場に向かう受験生の「電車の中の痴漢対策」が話題になっていた。
ちょっと、情けない話だなあと思った。
窓から外を見ると、雲の間から少し青空が見えてきた。
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