「自分で判断して」の世の中に

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日本標準

7月31日の日曜日の朝。  もう、暑い!  8月は猛暑月間になるらしい。 イヤハヤ・・・。

どうにも、すっきりしないことがある。  いくつか。

「一般市民が主体的に自分で判断して、いろいろ工夫するフェーズに入った」とは、感染症対策分科会の尾身会長。

ウイルス感染の当初から、ずっと政府に代わって私たちを(良心的に)導いてくれていたと思っていた人だ。

ここに来てこれは、何だ?!

連日20万人を超える感染者が出ている。世界でも注目されている。

私たちは、もう大変なんだ。

感染者が出ると、その濃厚接触度を「独自に」判断して、対処方法を決めなければならない。

職場でも、学校でも、家庭でも。  そして「自宅療養者」と「自宅待機者」が一つの家の中に・・・。

連日、医療サイドからは孤立無援の悲痛な叫びが出ている。 救急隊が100カ所収容してくれる病院を探したが、その途中で病人が死亡したとか。

ここにきて、「自己責任で」と言われる国だったのか・・・と嘆いている。



もう一つ、「国葬」と「統一教会」のことだ。  連日、猛然(?)と報道されている。

教会の催しに、メッセージを送ったり、出席して祝辞を述べたり、という事実。

その見返りに、選挙の時にまさに「タダ働き」で頑張ってもらってきたらしい。

昔から、その悪徳商法は有名だった。大変な金額の献金(という表現でよいのかどうか?)問題。家庭崩壊の悲劇など。

ここにきてのメディアの解説で、いろいろなことを国民が知り始めた。 私もだけど。

与党だけかと思っていたら、最近は一部野党も。 世間の評判や被害を知らない人たちとは、到底思えない人たちが。

そして不思議なのは、その無責任ムードだ。 

「お付き合いはある」「応援してもらっている」「別にそんな深い関係ではない」などのコメントが続き、さらには「何が問題なのか、正直わからない」まで・・・。

何が問題なのかわからない人は、政治姿勢として国民に背を向けている人だ、ということだけは明言しておこう。



「国葬」についても、ここまで議論が広がっているのだから、もう少し政府は説明が必要なのではないのだろうか?

まさに、何事も「自分で判断して」の世の中になってきたらしい。

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