学校が崩れる
7月24日の日曜日。 今日も暑くなりそうだ。 そしてウイルス感染者数が心配だ。
週刊東洋経済の最新号(7月19日発行)のタイトルは「学校が崩れる」である。
「特集 教員不足が招く連鎖崩壊 学校が崩れる」ということで、「学校のブラック化」「非正規教員への依存」「教育格差」などが取り上げられている。
そして実は、この週刊東洋経済は、5年前に「学校が壊れる」というタイトルの特集を発行している。
私はこの二つを比較してみた。(私は保管していた)
「特別支援学級(学校)の増加」の記事以外は、ほぼ同じテーマだった。
これは何を意味するのか?
この5年間、学校教育(義務教育)の様々な問題が改善されていないということだろう。むしろ深刻さが増している。
5年前の「壊れる」が「崩れる」に変わった。 壊れたものは修理もできるが、崩れたものは難しい・・・。
深刻さの背景は、予算不足問題のようだ。
義務教育予算の国の負担率が、5割から3割に削られたころかららしい。
非正規雇用の教員を正規雇用にしたいけれど、予算不足でできない・・・など。
GDP比較で、義務教育予算割合が、諸外国より低い。
学校教育に関心がある方は、ぜひ一読いただきたい。
なんせ教育は、「未来」をつくる、大事な、大事な社会的使命だから。
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