「PLAN75」の意味するもの それはエンパシー?
6月26日の日曜日の朝。 朝ウォークのあとシャワーを浴びて机についたところだ。
しかし、しかし、何という暑さだ。 群馬県伊勢崎市では40度を超えた。 この6月に!
熱中症で搬送された人が多数出た。ニュースではエアコン利用を呼び掛けている。 電力不足どころではなくなったらしい。
世界では、50度を超える地域も出ている。 地球温暖化ではなく、地球熱帯化だ。この先どうなるのだろうか?
さて、前回「PLAN75」のことを書いたらいくつか反応をいただいた。 早速映画を観てきました、という連絡も。
「ほぼ70歳以上と思われる方々で満席!男性は1割くらい。・・・リアルな現実(高齢化、孤独、貧富の差、・・・)に打ちのめされた。観ていた皆さんも同じなのか、場内は静まりかえり、終わったあとも、言葉をなくしているようでした。・・・」
重い、重い現実だろう。
そして言えるのは、これは高齢者問題と言って済む問題ではないということだ。
コロナ禍の後、今世界で起こっていることは「貧困」ではなかろうか。
高齢者も、壮年の方々も、若い人も、それぞれに痛めつけられている。
サービス業中心に失業者が多く出た。そして今まで経験したことがない物価高、まだまだこれからが本番のようだし。
今朝の新聞で、あのブレイディみかこさんが語っている。 テーマは「エンパシー」だ。
「エンパシー(他人の感情や経験などを理解する能力)のある経済が大事で、例えば、日本の消費税のあり方は経済弱者へのエンパシーに欠けていないか。最もエンパシーを働かせてほしいと思うのは、子ども政策です。今の日本の政治は子どもが無視されているのではないか。若い世代をしっかり育てないと未来はありません。キーワードは『安心できる社会』ではないでしょうか。」
私は思うのだ。 高齢者問題は、子ども世代問題であり、全世代問題なのだと。
「エンパシー」・・・他人の感情や経験などを理解する能力について、今、考えてみたい。
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