「PLAN75」を考える社会
6月19日の日曜日。 青空の朝だ。
(いつも言っていることだけど)なんとも不安だらけの世の中だ。
今回は、人口減少と高齢化社会問題について。
人口減少、それは言い換えれば出生率の低さであり、亡くなる人より生まれる人の数が少ないという問題だ。
このごろは、若い人の4人に1人くらいは結婚願望があまり無いらしい。 なぜだろう?
結婚したいけど出会いがないから・・・ということではなく結婚の意思がない人が増えているということになると、コトは個人の問題ではなく、そんな世の中になってきたというしかないのか。不安だらけの社会との関係は・・・?
そしてもう一つが高齢化社会問題だ。
「PLAN75」という映画が話題になっている。 ご存じの方も多いと思う。
75歳になったら、この後生きるか死ぬかを選択できるという制度になったという、架空の話だ。
架空の話だが、その提起する問題は実に重い。
10数年前に妻が倒れ、2年半前に亡くなるという体験をした私は、ずっとこの問題が頭から離れない。
答えが出るような問題ではないが、考えないわけにはいかない問題ではある。
日本の高齢者人口は、全体の3割にも及ぶ。その中には自分の力だけでは生きることが困難な人が多いのは当然。
では、みんなが助けてもらえるか? 誰かに? 誰に?
この問題は、高齢者が若い人の負担になっているという風潮をつくる(つくっている)。 そして明日は我が身という風潮も・・・。
ということで、これまた大変な不安だらけの社会をつくっているわけだ。
日本は、この少子高齢化問題で世界の先頭を走っている。 世界が注目している。
さあ、私たちは考えなくは。 こんな日本をどうしていくのか。
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