防衛力強化について
6月12日の日曜日。 ずっと雨が降っていたが、夜明けにやんだようだ。
この週末、新幹線を利用してちょっと出かけたが、車窓から見える田植えの終わった水田が美しく印象的だった。
ウィルス禍以来旅をすることが激減していたので、緑の水田が広がる風景に感動してしまったのだ。日本はやはり美しいなと。
話は突然変わるが、
昨日の夕方TVで報道していて今朝の新聞にも載っているが、とても心配なことがある。
日本の安全を守るために「防衛力の抜本的強化を目指す」という防衛大臣の言葉だ。
ロシアのウクライナ侵攻以来、世界の空気が変わってきているようだ。
連日ウクライナの様子が報道される。その悲惨さは言葉が出ない。
一方で、北朝鮮が日本海に向けて何度もミサイルを発射している。あんな近いところから。
中国と台湾の緊張も、他人事ではない。
そんななか、「防衛力強化」の方針が出された。世の中でもそのことを肯定する声が高まっているということも報道されている。
でも、・・・でもこれは果たして正しいのだろうか?
防衛力とは、軍事力だ。一方が強化すれば、(仮想の)相手も強化するのではないか。するとまたこっちも・・・。
これは「安全」に向かっていると言えるのだろうか? 一触即発の危機に向かっているのではないか?
私は、どう考えても危険な方向なのではないかと心配している。
どんなことがあっても、戦争だけは駄目だ。
子どものころから、何度聞いたかわからない。 みんなそうだと思う。
物価値上げは続いている。世の中の実質賃金は目減りする一方だ。 国の財政は大赤字が続いている。
そんななか「必要な防衛予算をしっかり確保していく」ということらしい。
私の中では、こんな日本と世界の状況に不安が広がっている。
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