立冬の朝に
11月7日の日曜日。 冬の始まり、立冬だ。
と言っても、暖かい。
ずっと長く5時起床でウォーキングを続けているが、やっぱり感じる。
服装が違う。着るシャツが一枚違うのだ。
地球温暖化の国際会議のニュースに接したから、余計そう感じるのかもしれない。
あと2度温度が上がったら、地球は大変なことになる。
その会議で日本は「化石賞」を授かったらしい。石炭火力発電に固執している国として。
2年前のこの11月に、妻は緊急入院した。
そして3か月も経たないうちにこの世を去った。
あの年末年始は、記憶が静止画になっている。
病院の受付、医師との面談室、病室の様子、帰りの夜道。
傷なのか、記憶なのか、印画紙の写真のように止まっている。
早朝のNHKのニュースで、NIPT(出生前診断)についてのドキュメンタリー番組を観た。
「あなたは受診しますか?」というテーマで。
ダウン症などの異常がないかを診断する。
ダウン症の妹を持つ若い女性が、両親やそれぞれの体験を持つ人にインタビューをしていた。
体験者の誰もが、答えのわからないことをずっと考えながら生きている。
その番組を観てそのままこのブログを書き始めたので、予定と違ってこんな内容になってしまった。
(温暖化のはずだったのに・・・)
人の命って、どうにもならない。何もできない。
それだけ大切なんだ。 生きるということが。
日曜日、昼前になったらいつものように墓参りに行こう。
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