端末は、自由に使わせたい

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日本標準

2月14日の日曜日。今日は4月の陽気になるらしい。

昨晩遅くの地震、怖かった。

10年前の大地震の余震だとニュースで。自然のスケールの大きさにも驚く。

心配した通り、10年前の被災者(友人)がまた被害にという一報が入った。

 

話は変わる。学校教育への心配だ。

GIGAスクール構想の方針が、全国の学校に降り注いでいる。

ウイルス禍で、世の中のデジタル環境が10年早まったとも言われる。

その一環で、小中のすべての子どもにタブレットが支給され、オンライン授業が始まることになった。

しかし、前にも書いたがこれは学校にとって大変なことなのだ。

先生方は、授業のプロだがデジタル技術は別だ。

目の前にいる子どもたちと直接対話しながら授業を進めていたものを、端末を通しての対話をと言われている気がする。

30人からの子どもたち相手だから、端末の接続やら操作の指導やら、もう時間はこれまでの何倍もかかる。

ニュースでは、あちこちのオンライン授業の成功例が紹介されるが、事実はとてもとてもそんなものではない。

また技術指導員が配置されている例も紹介されているが、まだまだ。

ウイルス対策の中のGIGAスクール構想は、先生方を追いつめている。

 

私は思う。

学校の端末は、授業に絞らず学校生活全般に利用させたらいい。全員の子どもに支給されたのなら自由に使わせることだ。

子どもたちのデジタル度は、家庭環境に比例する。つまり差がある。

それを授業だけで埋めるのは難しいのだから。

貴重品だからと棚に格納し、鍵をかけて保管しているという話も聞く。でも、スマホを家庭で格納している人はいないだろう。

日常生活のデジタル化、避けて通れない時代だ。

 

今朝のニュースで、銀行に行って「予約制です。1時間待ちです。」と言われてオロオロしている高齢者の話があった。

私の、こんな心配は余計なことだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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