ウイルスが、私たちを鍛えてくれる
7月19日の日曜日。 今朝も薄曇りで湿度が高い。
先週末は、また新幹線に乗って出かけた。
社会情勢を語り、教育の問題点を見つけ、さらに私たちの仕事の意義について意見交換もした。
関東からの客ということで、嫌われるのではという心配もあったが、いい雰囲気で迎えてくれて、出かけてきてよかったなと一安心。
その夜も真剣な話し合いができて、充実した旅になった。
それにしても、ウイルスのほうはどうだ。
検査をすればするほど感染者は増えている。今から見ると以前の緊急事態宣言は何だったのか、あの時の規準はどんな根拠があったのか。
感染者が増えるなかで、さまざまな制限や規準は緩和されている。
緩和されるから、感染者は首都圏から全国に広がっている。
今この問題は、医療ケアは当然として、心のケアの段階に入っている。
打ちのめされ、茫然自失、絶望や諦めの気持ちが広がっている。
私は今、「未来志向で、・・・骨太の方針を、・・・誠心誠意、進めていく」という、中身不明の(一国の首相の)リフレーンを、空しく聴いている。
私たちは、ウイルスに負けるわけにはいかない。
こう考えよう。「ウイルスが私たちを鍛えてくれる」のだと。
答えの見つからない時代に耐えて生きる力を。
心が通じ合う共感力を。
必ず、確かな明日が私たちを待っている。
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