若者にとっての選挙とは

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日本標準

7月14日の日曜日。   ずっと雨。広い地域で豪雨もあるらしい。

沖縄のほうでは梅雨明けらしいが、こちらは夏日の気温にもならない日が続いている。 日記を見ると去年の今頃は全国で熱中症患者が出ている。

 

さてこうして休日に机に向かっていると、選挙カーのマイクの音が時折聞こえてくる。 選挙シーズンだ。

私が気になっているのは、18歳、19歳の若者の投票率の低さだ。

参議院選挙。県単位で数人を選ぶ選挙だ。なかなか「身近」に感じるというのは難しいのではなかろうか。

誰に投票したかで、将来受け取る年金がどう左右するのか、とかはピンと来ないだろうし。消費税はどうせ上がるだろうと思っているだろうし。

多様化した社会の中で若者の抱える不安、それは簡単にまとめて言えることではないだろう。

ただ私は、若者の中に非正規の人が増えている実態、AI時代に過酷な労働を強いられ、転職を繰り返す実態などを考えてししまう。

自分のこれからが見えにくい若者が、選挙にどう対応するのか気がかりではある。

 

「人間の本性」(丹羽宇一郎著 幻冬舎)を読んだ。  その中に、

「AIはめまぐるしいスピードで進化していますが、一方でそれらをコントロールするはずの“人間への関心”は希薄になっている気がする。」

という言葉があった。

若者と選挙を考えたとき、この言葉が浮かんだ。

 

 

 

 

 

 

 

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