自信が持てない日本の教員

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日本標準

7月7日の、雨の日曜日。

九州地方の大雨には、とても心配した。 親類や知人は大丈夫だったが、やはり甚大な災害となった。災害に対しては、耐えることではなく、事前の対策が必要だと痛切に思う。

 

対策と言えば、こちらだ。「自信の持てない日本の教員」(朝日新聞7月7日)

5年に一度のOECD(経済協力開発機構)の、国際教員指導環境調査の結果が公表された。 調査結果で際立つのは、日本の教員の自己評価の低さだ。

(1)生徒に勉強ができると自信を持たせる

(2)批判的思考を促す

(3)学習の価値を見いだせるように手助けをする

(4)デジタル技術を利用した学習支援  

等々の質問に対して、日本は、OECD加盟48ヶ国・地域のなかで「できている」と答えた平均値のほぼ半分あるいはそれ以下だ。(中学校)

文科省は、日本の教員が「高い水準の指導をめざしている」「謙虚な自己評価を下している」可能性を指摘しているらしいが、そうだろうか?

調査では、日本の教員の授業以外の業務で忙しい状況を明らかにしている。部活や事務業務などである。でも職能開発(授業研究など)のための時間は調査国中最も少なかった。

この調査の総括責任者は、日本向けTV会議の会見で、教員の「働き方改革」や、職能開発の時間を増やすこと、給与を上げて魅力のある職業にすることなどを提言している。

「若く優秀な人たちが教員の道に進みたいと思うようにすることが大事だ」と。

 

私は昨日から、内閣の諮問機関である「教育再生実行会議の第11次提言」を読んでいる。

国内外の急激な変化に対して日本は立ち遅れているという前提で、AI、IOTなど、「技術の進展に応じた教育の革新」がテーマとなっている。

教育分野の課題は増える一方である。

だからここは、本当に「対策」が必要である。

 

 

 

 

 

 

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