平成の最後に 美容院へ
4月28日の日曜日。 10連休がスタートしている。
数日前は夏日にもなっていたが、連休に入ってからは風が冷たい。
TVでは、「平成最後の○○」が連呼されている。
日本で戦争が起きなかった平成の時代。(世界では起こっているが・・・)
大きな災害が起こった平成。(復興には程遠い)
そして、予測が難しい状況の中で令和の時代を迎えようとしている。
私事(仕事以外)でいえば、妻が倒れたこと。 もう9年経った。
とにかく私の生活が一変した。・・・あっという間の9年間。
昨日、妻を美容院に連れていった。 倒れて以来初めて。
退院して自宅に戻っての生活が始まったが、それまで妻が通っていた行きつけの美容院は、自宅から離れていて不可能だった。
体の状況が大きく変わり迷惑をかけるだろうと、それも気になった。
困ってしまい、私の通っている近所の床屋さんに相談して、今日まで通っていたのだ。
ずっと、そうしてきた。
・・・妻は何も言わなかった。でも気持ちはわかっていた。
今回、決心して、近所の妻のお友達に美容院を紹介してもらった。
そして、妻の昔の写真を持参して髪型を見てもらい、お願いした。
美容院の女性は、妻の体の様子を気遣いながらカットを進めてくれた。
・・・終わった。
美容院を出るとき、妻は とても とても 嬉しそうだった。
わが家の、「平成最後の美容院行き」だった。
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