まず大人が、主体的な学びと生き方を
6月17日の日曜日。曇天、そして少し肌寒い。
昨日、私の甥がやってきた。
福岡のFBSというTV局に勤務している。
東京勤務をしていたが、異動辞令が出て福岡の本社に戻るということで、挨拶に来た次第。
私の10歳違いの姉の長男で、56歳。私とは14歳離れている。
その年齢なので今回が最後の任務かなと思い、珍しく仕事の話をした。
そろそろ自分の仕事人生の終わりのほうに来た・・・、という考えは間違いで、新たな人生のスタート地点に立とうとしているのだと。
人生100年時代、男性の4人にひとり、女性の2人にひとりが90歳まで生きる時代である。
50代半ばというのは、人生の半ばあたりと考えるのが正しい。
これからの過ごし方で、自分の人生は〇か×か、決まってくるのではなかろうか。
そんなことを話し合った。
「定年は生前葬である」とい記事を目にした。
貧困格差、高齢化社会、人口減少、分断社会、・・いろいろ言われる。
不安だらけの世の中だが、待っていても誰かが何とかしてくれそうもない。(この思いは最近、特に強まった。)
一人ひとりが、社会を見つめ、自分を分析し、これからの行動、生き方をしっかり持つことだろう。
「残りの時間を逃げ切る・・・」という発想は駄目だろう。
昨晩会話したことを思い返すと、こんな感想になった。
今、「主体的・対話的な深い学び」が必要なのは、子どもの前に、まず大人である。
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