「生きる」を読んで
私は、生きている。 ・・・・・・・・・
私は、今、生きている。 ・・・・・・・・・
私の生きる、この今よ。
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あなたも、感じるだろう。 この島の美しさを。
あなたも、知っているだろう。 この島の悲しみを。
そして、あなたも、私と同じこの瞬間(とき)を、
一緒に生きているのだ。
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6月23日に「沖縄戦没者追悼式」で朗読された、14歳の中学3年生、相良倫子(さがらりんこ)さんの詩「生きる」から少し抜粋した。
何と清らかで、強く、そして美しいのだろう。
(ホントは全文を載せたかったのだが、ここには長すぎた。)
ちょうどその反対のことを一つ、
「がん患者にやじを飛ばした国会議員」の話だ。
受動喫煙対策の法案審議で、参考人として出席した肺がん患者の方に対して「いい加減にしろ」とやじを飛ばした。
その心は「喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思い」だったらしい。
(ふつうの感覚の人は、ここで絶句する。)
この議員さんは、地元の大分でがん研究振興財団の理事をしていたが、自分から申し出て辞任したということだ。
(これから、がん撲滅研究の反対運動をするのかな?)
これはもしかしたら、笑い話か? いたずらか?
・・・というほど、ひどすぎる。
14歳の少女の「生きる」という詩の全文を、50回くらい読ませたい。
私なら、この二つの題材で、道徳の授業をしてみたいなあ。
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