「アメリカファースト」が良いとは、思えない
1月22日の日曜日。陽射しが温かい。
年が明けたと思ったら、もう月末だ。慌ててしまう。
日本では、東京都で小池都知事の誕生以来、「都民ファースト」という言葉が話題になってきた。
私は(都民ではないが)良い言葉だと思ってきた。立派な仕事ぶりだし。
そして今、世界中で「アメリカファースト」が話題になっている。
これは良い言葉と思えない。自分がアメリカ人ではないから、とは違う。
トランプ大統領の就任演説を(もちろん日本語版で)斜め読みしてみたが正直、不安は募るばかりだ。
思い込みと事実誤認が多すぎるとも思う。
「TPP離脱表明」「国境を取り戻す」そして「オバマケアの廃止」。
これらは、アメリカの発信としては、世界との協調を視野に入れていないとしか言いようがない。
そこで、ある13歳の中学生の意見を紹介したい。
・・・・・私は「アメリカだけが良ければいい」という考えには反対だ。世界中が良くなるように、国同士が協力していかないといけないと思う。他の国の立場も考えて意見を聞くことも大切だ。・・・・・私の願う未来とは、みんなの笑顔があふれる平和な世界になること。そのためにも、みんなが思いやりの気持ちを持って、お互いを尊重し合って未来に向かっていきたい。(22日朝日新聞「声」欄より)
そう思う。それが民主主義だ。私より表現力がある。
・・・この先が心配だ。
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