新年度会議がスタート
1月15日の日曜日の朝。
とにかく寒い。今朝は東京がマイナス2度だったというから、私の住んでいる埼玉県狭山市は、マイナス3~4度だったのではないか。
そんな中、今朝も5時起きでウォーキング。しっかり防寒スタイルだから、それほど寒さは感じない。ただ外気にさらされている顔だけは、さすがに冷たくなる。
日本海側、そして北の地方では豪雪被害が出ている。大変なようだ。
そんな寒波襲来の中、日本標準の29年度4月に向けた新年度会議が昨日14日、東京、福島、北海道から始まった。
私自身は、東京都会議に出席した。福島、北海道は雪の心配もあったが、何とか会議を開くことはできたようだ。
昨年末の中教審答申を踏まえて、まもなく32年度実施の学習指導要領が発表される。
30年と31年は、その移行措置期間となるため、今年から学校現場では一気に新学習指導要領への研究が始まることになるだろう。
私たち日本標準としても、全力を挙げてこの課題に取り組むことになる。そして全国の販売店さんたちとも、共に学び合っていかなければならない。
さて昨日の会議でも話したことだが、ここにきて世界的な保護主義的な動きは、どう考えたらよいのだろうか。
戦後の70年は、民主主義の成長と、グローバリゼーションという国境を越えた協調意識の積み重ねが進むはずではなかったのか。
それぞれの国が抱えている閉塞感が、ここにきて一挙に噴き出した感じがする。
日本の場合も、この閉塞感は世界に負けていない。むしろ深刻だ。
人口減少、消費力の低迷、そして国の抱える巨大負債は、日本の将来についての予測を著しく困難にしている。
そしてその日本の将来を担うのは、教育の力しかない。
新学習指導要領が担う期間は、原則として2020年~2030年の10年間だ。
この10年間に、どんな学力や生きる力を身に付けた子どもたちを育てるか、そして社会に送り出すか、・・・。
日本の教育は、正念場を迎えることになる。
そして私たちも、その当事者である。
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