日本教材学会 研究発表大会に参加して

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日本標準

今日は、10月17日の月曜日。雨が降っている。

9月の日照時間が少なく、今年の紅葉が遅いらしい。

 

昨日まで、14、15、16日と岩手に行ってきた。

標題の研究発表大会参加のためである。

会場は、盛岡市から少しだけ外れたところに位置する盛岡大学。

大会の二日間(15、16日)は好天に恵まれ、緑豊かな、広大なキャンパスからは、県を象徴する岩手山を見ることができた。すばらしい環境だった。

私は、15日の「社会に開かれた教育課程と教材」というテーマの特別企画シンポジウムに発言者として参加した。

教材に関する「研究者(学者)」「実践者(教師)」「作成者(出版社)」「販売者(販売代理店)」という4者が一堂に会してのシンポジウムということが、学会設立28年で初めてであり、画期的な企画だったと思う。

私は例によって、好きなことを自由に発言したのだが、参加していて気持ちよかった。「学会らしさ」を気にしないでのぶっちゃけトークだったが、熱心に聞いていただいた気がする。

 

16日には、販売代理店さん有志による「学校現場における図書教材の価値とその可能性」というテーマでのラウンドテーブルが実施された。

これがまた、なかなかの刺激的内容だった。

今日の教育状況のなかで、教材の作り手(出版社)と学校現場への供給者である販売代理店さんとの協働作業で何ができるのか・・・・。

若い3人の発言者(いずれも販売代理店さんの立場の方)は、毎日の自らの活動を根拠に、「これからの教材」についての直截的で真摯な問いかけをした。

これには、私たち教材の作り手が反応しなければならない。

そして、何といっても学校現場の先生の生の意見がほしい。

ということで、刺激的だった。

来年は、千葉県での研究大会となる。大会成功に向けて、私たちも積極的に直接関与していくことが必要である。

 

 

 

 

 

 

 

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