「白紙領収書」問題ないと、子どもに言えるのか
10月9日(日)の朝、雨が降っている。南の方では強い雨らしい。
それにしても阿蘇山の噴火、これまでの地震との因果関係は否定できないと専門家がTVで話しているのを聞いた。
火山灰というのは、とにかく大変だ。どんな隙間からでも家の中に入ってくる。そしてテーブルの上にうっすらと張り付いている。
車に付いた灰は、雨が降ろうものなら、べったりとくっ付いてはがれなくなる。農作物も灰をかぶったら終わりだ。
また熊本で・・・。雨音を聞きながら九州の雨を心配している。
さて、タイトルの「白紙領収書」の件だ。これはひどい。
3人の閣僚が、他の国会議員の政治資金パーティーにお金を払って出席した際に、主催者側から白紙の領収書を受け取って、後から金額を書き込んだ。
彼らはその事実を認め、「法律上の問題は生じない」と答えたという。
国の行方を決める国会議員の言葉だろうか。
彼らのなかでは「あたりまえ」のことだったにちがいない。3人の問題ではない、もっと広く「あたりまえ」のことなのだ。
どこの世界で「白紙領収書を受け取り、後から自分で書き込む」という行為がまかり通るのだろうか。あり得ない。
世間一般では、違反行為であり、処罰の対象となる。
「法律上の問題は生じない」とは、全然問題ないと言っているのか、モラル上ではやや問題あるが・・・と言っているのか、その場面を見ていないので定かではないが、憲法の精神を実行する行政府の責任者たちがいうことだから、「法律上云々」が優先するのかもしれない。
その傲慢さと常識の欠如に、ただ呆れかえるしかない。
学校には道徳の時間がある。彼らに「なぜ、問題ないか」を説明してもらおうではないか。
コメント
コメントがありません