これからの学校は

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日本標準

10月23日の日曜日、晴天である。

今度は鳥取地方で震度6、その後余震が続いている。熊本と同じような避難している方々の様子をTVで見た。これに風雨が追い討ちする。

被災地の心配をしながら、この次はどこだろうか・・・。そんな気持ちになってしまう。

 

今朝、会社から持ち帰った「次世代の学校指導体制の在り方について」(中教審初等中等教育分科会)の最終まとめを読んでいる。

1.日本の学校教育は諸外国と大きく異なる。諸外国では、教員の業務が主に授業に特化しているのに対し、日本では、教科指導、生徒指導、部活動指導などを一体的に行っている。

2.こうした日本の教員の献身的な取り組みは、学校教育の高い成果に貢献しているものの、教員に大きな負担を強いてきた。

3.社会の変化の中で、学校の課題も変化している。

 ①特別支援学級の児童生徒は増え続け、必要な教員が措置されていない

 ②在留外国人の増加で、その児童生徒の2割が日本語指導を受けられない

 ③経済的援助を受ける困窮家庭が、急増している

 ③いじめ、暴力行為、不登校、児童虐待等が増え続けている

これらの状況について、

・将来の予測が困難な時代を、生き抜いていく力が必要

・学校や教員だけでは解決できない課題が増大している・・・と。

「いったい、どうすりゃあいいんだい!」・・・ということにならないのだろうか?  私なら絶対そう言ってしまう。

この問題は、学校だけでは無理だと言うのだから、国(あるいは社会全体)で責任もって何とかするしかないのだろう。

 

そこんとこが、次の教育改革の胆なのではないか。

 

 

 

 

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