1年を振り返ると
12月27日(日)の朝。今年最後の日曜日になった。
まだあと数日残っているし、明日会社もあるけど、ブログは今年最後になるかもしれないので、こんなタイトルにして書き出した。
仕事で言えば、夏に社長から会長になったことが大きいな、やっぱり。
私自身の毎日の行動は、実は社長時代とほぼ変わっていない。
しかし会社を囲む環境や流れという意味では、緩やかではあるが大きく動き始めた感じがある。当然のことだ。
次の1年で、対外的にどこまで新しい日本標準を確立できるか、大事な年になる、そんな思いが強い。
私事で言えば、ほぼ毎日朝のウォーキングを続けられたこと、そのことで健康を勝ち取ったという思いがある。今朝も星がきれいだった。
倒れて5年半過ぎた妻も、頑張っている。
私が2階に上がってこのブログを書いている今は、下の台所で何か片付けものをしている音がする。
60歳を過ぎてから左手と左足が不自由になるということの大変さは、やってみなければわからない、というしかない。
ナヨナヨした感じの下着やセーターを片手だけで身に付けるのが、いかに大変なことか。だから私の1日の家事はこの手伝いから始まるのだ。
これからは、リハビリによる回復と年齢から来る衰えとの競争になる。
世の中を見ると、「騒然」の1年だったと思う。
各地で原発再開の話がある一方で、福島の人口減がこの1年で11万人超。これで本当にいいのか、と思ってしまう。
安保法制の問題。大きな議論を巻き起こしたというのは成果かも。私自身は、憲法についてあらためて学習をした年になった。
今の関心ごとは、若者の二極化現象。最近では最終の学校を卒業したときに「正規雇用」か「非正規雇用」になるかで、その後の人生が大きく分かれる。4割超が非正規(パート、アルバイト、期間契約、ニート含む)という時代だ。そして非正規から正規への転向はむずかしい。
教育の仕事をする身としては、この問題を無視することは、到底できない。教育の目的は、自立できる社会人を世に送り出すことだから。
年をまたいでも、考えていきたい。
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