これからの時代、これからの教育

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日本標準

台風15号と16号が近づいている、8月23日の日曜日だ。

こちら関東地方は、夜明けには雨がやんでいたが、今は小雨が降ったりやんだり、そしてかなり湿度が高い。

今朝のウォーキングでは その分しっかり汗をかいて快適だった。行き交う人と元気に挨拶もできたし。

 

さて、

8月5日付の「教育課程企画特別部会」(文科省)の資料を読んでいる。

第1章のタイトルは「2030年の社会と子供たちの未来」。

2020年、学習指導要領が改訂される(小学校)。それからの10年間を想定していると考えられる。

その1ページ目、早速出てくるのは「将来の変化を予測することが困難な時代」というフレーズである。その根拠的資料として、

 ・15年後の2030年には、総人口の3分の1が65歳以上

 ・生産年齢人口は、総人口の58%

 ・子供の65%は、今存在していない職業に就く

 ・10年~20年で、半数近くの仕事が自動化される

そして1ページ目のまとめとしては、「予測できない未来に対する最善の方法は」として、「よりよい社会と幸福な人生を自ら創り出していくこと」とある。

そのために必要な「資質・能力」を身に付けることが重要であると。・・・こうして本資料はその次へ展開していく。

 

はっきり言って、かなりやばい。

世の中、この先どうなるかわからん。仕事がどうなるかも予想が立たない。国を経済的に支える生産人口は減る一方だ。厳しくなることだけは間違いない。

そんな時代に役立つ「資質・能力」を身に付けるのだ・・・というわけである。

でも、厳しいことは確かだが、どうなるかわからん時代に役立つ「資質・能力」がどんなもんか、わかるのだろうか?

子供の前に、大の大人が、この「解」を持っているだろうか?

持っていないだろう。

ということを最初に感じて、一通り全部読んでみた。

そして、最初の印象は、今も変わらない。

 

教育の当事者である、子供、教師、家庭の状況や実態は、ともかく置いといて、これだけは言える、ということが書かれているという印象だ。

いや、大変だ。うーん、やっぱりどうなるかわからん。

何とか、この「解」を自ら創り出さなくては・・・。

 

 

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