統一地方選、後半戦投票日に
4月26日の日曜日、先ほど二人で投票を済ませてきた。
私の住む狭山市(埼玉県)は、この季節はハナミズキがきれいだ。街路樹でも、個人の家の庭先でも、そしてさっき行った投票所(狭山西中学校)でも、赤と白の花が美しい。
私の家にも1本だけあって、今いる2階の窓のすぐ下に見える。この地方では初夏を知らせる植物なのだろう。
さて、今朝の新聞の書評欄でこんな記述があった。
「アフガニスタンとイラクに派兵された米軍兵士は約200万人、そのうち50万人はPDSD(心的外傷後ストレス障害)とTBI(外傷性脳損傷)に悩まされている。派兵前は善良な市民だったのに一転して社会生活についていけなくなり、精神障害、暴力、薬物中毒に陥り、毎年240人が自殺している。」
「帰還兵はなぜ自殺するのか」(亜紀書房)の書評である。
保坂正康氏は、「今の日本でもっとも読まれるべき書というのが率直な読後感だ。」と書評をまとめている。
地方選の前半戦でも、投票率の低さが話題になった。
今日の後半戦では、さらに低くなるだろう。
昨年末の総選挙で、有権者の半分くらいが投票しなかった。日本では、この流れがずっと続いている。
特に、20代、30代という若年層の投票率が低い。未来(将来)を考えないはずはないのに・・・。
世の中を見つめ、自分で判断する。そして行動に移す。
教育の大改革、その実行に際して、この視点抜きに考えてはならないのではなかろうか。
投票日の朝、そんなことを思っている。
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