いっしょにかえっていい? (あのねブックス)

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日本標準

◇2月新刊絵本 『いっしょにかえっていい?』

【あらすじ】

「じゃあね」「さよなら」

夕方、公園で遊んでいたこどもたちが家に帰っていきます。
「いいなぁ いいなぁ」
遊具のパンダは他の遊具が止めるのも聞かず、ぴょんぴょんと公園外に出ていってしまいました。

「ぼくもいっしょにかえっていい?」「みんなあそぶのやめてまでかえるんだからすごくたのしいことがあるんでしょ」と、一人のおとこのこを背中に乗せて、ぴょーんとその子の家へと向かいます。

「ただいまー」とおとこのこ。

(「ただいま」ってなんだろう)。

パンダが、おとこのこの家の窓から中をのぞいていると、ごはんをつくるママがいます。そして仕事から帰ったパパと三人で食卓を囲む楽しそうな姿が。パンダは急に公園に帰りたくなり・・・。

ふだんの何気ない日常のなかにある、大切なことに気づける、心温まるお話。

夕方、公園であそんでいたこどもたちが家に帰っていきます。

「ぼくも かえってみたいなぁ」

遊具のパンダはほかの遊具が止めるのも聞かず、ぴょんぴょんと公園の外に出ていってしまいました。

「まって まって」と男の子を呼び止めるパンダさん。

男の子をせなかに乗せて、
ぴょーん ぴょーん。
男の子とパンダが帰った先にあるものとは…?
ふだん当たり前に思っているけど、大切なこと。
子どもも大人も楽しめる絵本です。

◇著者について

文 にしだのぶまさ
岡山県出身。絵本作家・放送作家・絵本専門士。日本脚本家連盟所属。あとさき塾など数々の絵本スクールで絵本を学ぶ。第11回絵本テキスト大賞優秀賞を受賞。

絵 nakaban
1974年広島県生まれ。画家。絵画、書籍の装画、文章、映像作品、絵本を発表している。主な著作に、絵本『ダーラナのひ』(偕成社)『ランベルマイユコーヒー店』(オクノ修 詩、 ミシマ社)『ぼくとたいようのふね』(BL 出版)など。趣味はりんごやいちじくなどの果樹栽培、ポストカード収集。コーヒー党の猫舌。本を読むのがすごく遅い。「あのねブックス」ロゴマークデザイン。

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