【左利き?】裁縫のはさみ【右利き?】
皆さんは右利きですか?左利きですか?
左利きの人は、クラスに何人くらいの割合でいるのでしょうか?日本標準の商品で、「左利き用」「右利き用」が選べる商品では、およそ9%のご注文が「左利き用」です。そうすると、35人クラスでは約3人が左利きという割合となります。
電車の改札や注ぎ口のあるお玉など、利き手によって使いやすさが違うものは世の中にいくつかありますよね。…はさみもそのうちのひとつ。
ということで、今回は日本標準の裁縫セットのはさみを比べながら右利き用と左利き用の違いを見ていきましょう!
1.利き手用のはさみが選べる♪日本標準の裁縫セット
お客様からのお問い合わせで「左利き用はありますか?」「左利きに対応していますか?」という声をいただくことがあります。日本標準の裁縫セットでは、【たちばさみ】【糸切ばさみ】に「右利き用」「左利き用」をご用意しています。
2.右利き用はさみと左利き用はさみの違い
まずは、右利き用のたちばさみを基準にして、右利きの人と左利きの人がそれぞれどのような使い方をするか見ていきましょう。
たちばさみは左利き用と右利き用で大きな違いがあります。それは2枚の刃のあわせ方です。左利きの人は、はさみを左手に持ち、右から紙を見ます。このとき、右利き用のはさみを使うと実際に紙を切る刃が視線の手前にあるため、紙を切りたいところ(切り口)が見えず、実際に切れるところがずれてしまう可能性があります。
また、左利きの人が右利き用のはさみを使うと、刃の向きと力の向きが左右逆に伝わることで、切り口の刃のかみあわせを広げてしまい、切れ味が悪くなります。以上から、右利き用のはさみと左利き用のはさみでは刃のあわせ方を変えています。実際に各利き手用の日本標準のたちばさみを見てみましょう。
右利き用と左利き用では刃のあわせ方が真逆になっていますね。これなら視線の位置と切る刃の位置が正しい組み合わせになるので切る位置がずれることも、かみあわせを広げることもなくなりそうです!
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本標準の裁縫セットは大人になっても使い続けられる、使いやすさ満点の教具です。裁縫セットをご購入の際はぜひお選びいただき、長くお使いください☆
(世代によって流行りの柄があるので、裁縫セットで思い出話もできちゃいます!)
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