令和から新しい地図記号が誕生?~3年生の地図学習~
2020年度からスタートした学習指導要領では、3年生から地図帳が配布され、地図の読み取り方や地図記号を学習します。
日本標準では、使うみんなにやさしく・わかりやすく・楽しく、自学自習や授業中にみんなで取り組める地図学習教材を発行しています。
今回は、おもしろいからすきになる!3年生の地図学習を紹介します。
●その他の情報は下のリンク先をご覧ください。
1.3年生の地図学習はどんな内容?
3年生の地図学習は、寺本潔先生(玉川大学名誉教授)にご監修いただき、地図を読むための基本的なスキルを1つずつ丁寧に取り上げています。
さっそく実際に紙面の一部を見てみましょう!
見開き2ページ完結型で、導入→習得→活用の3ステップで無理なく取り組めます。教師用書では、寺本先生による授業で活用できる地図の情報を多数掲載しています。
先生も児童も地図学習に取り組みやすい工夫をしていますので、詳しくは下の教材情報をごらんください♪
2.デジタル地図ドリル「地図学習ランド」
※画像は開発中のもので予告なく変更する場合があります。
2023年度からサービスを開始した新企画「地図学習ランド」は、パソコンでも児童用タブレットでも使用できるデジタル地図ドリルです。
●5分でできるデジタル地図ドリルです。選択、穴うめ、並べ替えなど多様な問題形式に取り組むことができます。
●自動採点・解説付きで、児童が一人でもどんどん取り組めます。
地図学習ランドは繰り返し問題を解くことができるので、地図を読むための基本的なスキルの修得に最適です。
3年生の地図学習は、紙とデジタルの両方で地図を読むためのスキルをアップできるので、紙とデジタルが混在している実生活でも役立つこと間違いなしです!
3.楽しいキャラクターと児童用下敷きの魅力
キャラクター紹介
3年生の地図学習に登場するキャラクターたちは、いっしょに地図の学習をしてくれます。
地図レンジャーやトショカンはかせは、地図記号からできたキャラクターなのが分かりますね。
マップ王が持っている杖はよく見ると方位記号です!
3年生の地図学習の中には地図レンジャーが変身しているシーンもあるので、クラスみんなで探してみると面白いかもしれませんね。
紙面ではいろいろな表現をする地図レンジャーが見られるので、お気に入りを見つけてみてください☆
「地図の道が曲がっていて、ものさしだとはかれないよ~」
児童用下敷き
3年生の地図学習では、児童用の付属品で楽しく覚えられる地図記号下敷きがあります。
●小学校で学習する地図記号をすべて取り入れた地図記号事典で、校外学習や自主学習の時に便利です。
●下敷きの両端には地図記号と名称を対応する形で記載しているので、一方を隠し合うクイズなどに活用できます。
●児童が楽しみながら、地図記号を学べます!
下敷きの裏面では、地図記号のうつりかわりや、形が似ている地図記号なども紹介しているので、その他の地図記号で同じようにうつりかわりや、形が似ているものを調べ学習するのも良いですね。
4.大人でも難問?みんなで楽しめるクイズ
3年生の地図学習では、見開き2ページの右下に、児童が楽しく学習できるよう社会科に関連した事柄のクイズがあります。
これが意外にも難しいんです。今回は2問ご紹介しますので、答えを考えてみてください!
Q1 外国で地図になっていて、日本でなっていないものはどれ?
→1.ぶどう畑 2.とう台 3.風車
Q2 日本でいちばん多い地名は?
→1.本町(ほんちょう) 2.原(はら) 3.中村(なかむら)
正解は記事の最後にありますので、お見逃しなく☆
5.令和から新しい地図記号が加わりました!
地図学習では、新しく令和元年から加わった地図記号も掲載しています。
災害が起きたことを伝える地図記号 「自然災害伝承碑」 です。
自然災害伝承は、過去に起きた災害の教訓を周知し、防災に役立てるために2019(令和元)年につくられました。
また、東日本大震災のあとに「緊急避難場所」「避難所」「避難所兼緊急避難場所」の地図記号がつくられ、自然災害伝承碑と同様に3年生の地図学習で紹介しています。
まとめ
いかがでしたか?
3年生の地図学習は、地図を読むためのスキルを身に付けるにはぴったりの教材です。
4年生の地図学習と一緒に、ぜひご活用ください♪
Q1の答え:1.ぶどう畑 Q2の答え:3.中村
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