【青木先生の国語授業講座】クライマックス場面
場面
青木伸生(筑波大学附属小学校)
この講座では、子どもたちが文章を読み深めるために必要な「目のつけどころ」としての学習用語について、簡潔に説明しています。
教材研究や研究授業を作るための参考に、講座を活用してください。
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今回は、「場面」について解説します。クライマックス場面をとらえることは、物語文を読む上で大変重要です。
1.場面とは
- 物語は,はじめとおわりで何かが変わる。
- 変わるきっかけとして出来事が起きる。
- 出来事が解決するときに大きく変わる。
→この構造が起承転結
2.場面が変わるのは
- 時が変わる(時間・季節など)とき
- 場所が変わる(家の中外など)とき
- 人物が変わる(新たな人物・やっていることが変わるなど)とき
3.クライマックス場面
- 中心人物が一番大きく変わる場面。
- どの場面がクライマックス場面か、どんな時にどのように変わったのかをとらえると、物語を深く読める。
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