師走の過ごし方

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日本標準

12月1日の日曜日。さすがに朝ウォークの風が冷たかった。

先週、青森に出かけたが、あまりの暖かさに驚いてしまった。コートが荷物に感じるくらいだった。

さて、皆さん。 週刊文春の記事をご存知でしょうか。

「デジタル教育で日本人が馬鹿になる!」というテーマで、4回シリーズの記事を掲載した。

記事に対する反応は大きく、特に学校現場からの声が多く寄せらているらしい。

タイトルの妥当性については置いといて、私は、今回の問題提起は大切なことだったと感じている。

コロナ以降の、学校への急激なデジタル学習の導入が引き起こしている混乱が紹介されている。

また、この数年の中での世界各国の「デジタルから紙への回帰」の状況も報告されている。

取材に対しての、文科省や関連国会議員、専門研究者の声も。これは少し歯切れが悪い感じを受けた。

「デジタルの特性をよく理解して上手に活用する」、これしかないのだが、悩ましい問題でもある。

昔は無かったSNSによる凶悪犯罪、フェイクニュース、なりすまし事件、ストーカー、選挙活動・・・。

今様々な人権侵害が横行している。日本でも、教育に限らず早急な対策が必要だろう。

そして公教育の世界では、教室の中の「先生と子どもの直接のふれあい」を、まず第一に考えたい。

今日から師走。先ほどからラジオで何回も「もう12月!、師走!」の声を聴いた。

私は、今の社会を「不安の時代」とまとめて話すことが多い。

誰かのせいにするのではなく、一人ひとりがその不安を見つめ、考える。

そんなことを願いながら、来る年を迎えたいものだ。

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