エッセンシャルワーク

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日本標準

7月14日の日曜日。薄曇りの朝で蒸し暑い。

このところ、ずっと気になっている言葉が「エッセンシャルワーク」。

コロナ以降、社会の中で使われるようになった気がしている。

直訳では「必要不可欠な仕事」だが、少し丁寧に言うと「人々の生活を支えるために必要不可欠な仕事」。そしてその仕事に従事する人のことを「エッセンシャルワーカー」。

どんな仕事かというと「医療、福祉、介護、保育、教育、運輸、物流」など。そしてもう一つ「公共機関」も。



実に、実に、不透明で不安な時代である。この先の社会や生活がどうなっていくのか、みんな不安だ。

そんなとき、不安な私たちを支えてくれるのが「エッセンシャルワーカー」の人々だ。

医療も福祉も、そして保育や教育もわかる。私は仕事でも私生活でも、その方々にお世話になり、指導を受け、生活も支えられてきた。

気付いたことがある。これらの仕事の人々は、ほぼ「不足」している。なぜか?

激務だ。人手不足だから無理を重ねる。無理を超えると退職する。そして慢性人手不足状態。

もう一つ、「公共機関」。身近な人では市役所の人たちだ。・・・確かに!

一例を言うと、曜日で振り分けられているゴミの回収車が来てくれないとホントに困る。感謝だ。



では、では、・・・国会議員などの政治家の方々は「公共機関」の人ではないのだろうか?

この数日話題の、防衛庁の方々は違うのだろうか?

裏金作りに奔走し、その不正行為をほかの人のせいにする・・・。

「特定秘密」(何のことか私はわからないけど)の漏洩、組織ぐるみの手当の不正受給などで話題の防衛庁や自衛隊。

この人たちも「公共機関」の人々だろうか?



毎日の生活を支えてくれる人たちが、社会には絶対必要だ。

こうなってくると、「エッセンシャルワーク」の再定義が必要なのかも。

エッセンシャルワーカーの人員不足が解消された社会、そんな社会に早くなってほしい。

そして、若者たちに、将来エッセンシャルワーカーになりたいと考える人が増えてほしい。

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