11月26日の日曜日。関東地方も、やっとかかどうか、寒くなった。

珍しく3週続けて出張に出た。高齢者なんで疲れたけど、吸収することや考えることは多かった。

途中風邪気味になり、コロナかと一瞬焦りもしたが、検査して陰性確認のなかで終了できた。

ところで、今度は政治資金パーティーである。

政治資金規正法というのがあって、1回のパーティーで20万円以上のパーティー券購入者の名前は報告書に記載することになっている。

それを自民の主要5派閥はそろって不記載。そしてそろって「事務的ミス」と。「ばれたか！」だろう。

政治家個人への、企業・団体からの献金が禁止されている（当たり前のこと）なかで、このパーティーはとても都合の良い資金集めの方法だ。

しかも氏名不記載が通ってしまうのなら、もう何でも来いの話だ。

首相は、自民党総裁である。自分の派閥の長として「事務的ミス」なんて言ってる場合じゃなく、もっと大きな責任を負った話をするべきだ。

世の中不安定でいろんな事件が起こっているが、この一連（副大臣や政務官辞職など）の事件や政治資金パーティー問題など、ひとりの国民としてこんな情けないものはない。

国民のための仕事をしているのではなく、自分の利益だけを考えてやっていることが、嫌になるほどわかる。

これも世襲制が多い日本の政治家の、虚弱体質なのだろうか。

減税4万円とかしらじらしい。来年6月までに、それよりはるかに多額になる生活必需品の値上げが控えている。

そして軍事費対策の増税も・・・。

ああ、思考停止社会。　　　私達じゃない、あの人たちだ。