学校の働き方改革
10月15日の日曜日。 小雨が降り続いていて朝のウォーキングは中止した。
ウクライナ侵攻に続いて、中東地区での紛争激化。心を痛める状況が世界で続く。
少し前のブログにも書いた学校の働き方改革の問題について、少し付け加えたい。
教師不足問題について、国の対策が言われている。
「大学3年で教員採用試験を受けられるようにする」
「正式な教員免許が無くても、地区ごとの研修を受けることによって教師として採用できる」
「教師になれば、学生時代の奨学金返済を免除か軽減する」などが言われている。
私は少し無責任な意見だと思う。今学校関係者に話を聞くと「教員の質」が必ず話題になるのに。
少子化の時代である。子どもの数が減っていけば、いずれ教師不足も解消すると思っているのだろうか?
「内外教育」の10月3日号に「保護者に伝える、教員の長時間労働(内田良氏)」という記事がある。
そこでは、東京都教育委員会が作成した「教員の1日のスケジュールの例」が紹介されている。
「勤務時間」と「時間外」が厳格に区別され、時間外業務がずらりと並んでいる。
授業準備、成績評価、行事の準備、保護者対応、学年・学級運営事務、中学校には加えて部活動指導も。
そしてこの時間外業務は、すべてタダ働きである。
この記事では、教育委員会が行政の立場として、正面から堂々と学校の窮状を訴えたことに意味があると。
全く、同感だ。
教育は、その国の未来である。 みんなで考え、解決していくときなのだ。
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