生きるということについて
12月26日の朝。来週は新年だ。
こちらは快晴だが、北陸方面では大雪警報が出ている。これからが本番のようで心配。
ほぼ毎週日曜のこのブログだから、たぶん今年最後となるだろう。
振り返ると、「生きること」についていろいろ考えた1年だった。
一昨年の2月に妻を亡くし、その直後からはコロナ禍がずっと。
この二つが重なって、以前に比べて極端に外部との交流が減った。
さらに、これからこの世の中がどうなっていくのか、わからないことだらけだ。
自分の生き方について考えるようになった。特に「独りで生きる」ということについて。(一軒家に独り住まいしているもんだから)
今少しわかっていることは、「思い出の中に生きる」ということと「目の前の現実に向かって毎日を生きる」ということだ。
当たり前といえば当たり前。でもそれが実感なのだ。
(こう書くと何だか侘しい独居老人の雰囲気になったが、そんなことは決してない。)
今朝のTVニュースで、老人ホームに見舞いに来た娘さんに、「ごめんね、長生きして迷惑かけて」と車椅子のおばあちゃんが窓ガラス越しに話しかけていた。
生きるって、大変だ。
明日と明後日会社に行ったら、休暇に入る。
会社のこと、社員のこと、そして自分のことなど考えることが山ほどある。
じっくり、考えてみたい。自分の生き方を。
今、私の机に本が3冊。
「日本語の大疑問(幻冬舎新書)」と「はずれ者が進化をつくる(筑摩新書)」と「この国のかたちを見つめ直す(毎日新聞)」。
この中から見つけた「言葉」を、また年が明けたら知ったふりして話そうかな。
1年間、ありがとうございました。どうぞ良いお年を!!
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