なぜ、学校に行くのか、行けないのか

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日本標準

今は、27日の日曜日の夜だ。
いつもは日曜の午前中に書いているけど、夜になってしまった。

今日も、風は強めだったが、まさに初夏の陽射しだった。

朝一番で、妻を、髪のカットに連れて行った。
以前彼女が通っていたような美容室には連れて行けないので、私の通う理容室に連れて行く。カットだけ15分くらいでお願いする。


今夜7時、NHK「BS1」で「学校になぜ行くのか」というようなテーマで、中学生たちの討論番組があった。(正確ではない)
大人(識者?)代表として、私のよく知る金森先生も出演されていた。

優秀な生徒たちらしく、「なぜ学校に行くのか」について、「社会に出てよい仕事につくため」という(期待した)回答より、「社会に出て、人とのつながりを大切に、そして社会貢献したいから」というような意見が多かった。

それでいい。正しいし優れている。

ただ、「なぜ学校に行かないか(行けないか)」という問題が広がっている事実がある。
「なぜ行くのか」と「なぜ行かない(行けない)か」の両方の討議がほしい。
それが、学校の現実だから。


もう一つ、BSではない「NHKTV」の番組、夜9時から「緊急ルポ貧困連鎖社会」という番組があった。私はチラリとしか観れなかったが。

大学を出て、派遣の仕事についている女性、7年間ずっと同じ仕事。
時給も、ずっとそのまま。
何も変わらないし、変えられない。その先どうなるのか・・・。


まったく別の、二つのTV番組だったが、出演していた中学生たちには、できることなら、この二つを連続して考えてもらいたかった。

今、学生時代が終わって初めて社会に出たときに、スタートが「正規社員」か「非正規社員」かで、人生は大きく変わる。後でのチェンジが、とにかく困難な社会だ。

今年は、就職戦線の景気が良いらしい。
しかし、それが「非正規」や「特殊な正規」社員の人も、多くカウントされているのではと心配しているのだ。

そんなことを考えた、世の中のG・Wのスタートの日だった。

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